お線香のあげるタイミングはいつがいいの?回数と鈴を鳴らす意味は?

お線香 マナー
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お母方の祖母の家に帰省するといつも線香の香がして今でも線香が香ると
祖母の事を思い浮かべます。
お線香の香はなんだか落ち着くものですが普段からお線香をあげるご家庭というのは
最近では珍しいのではないでしょうか。

祖母の家はお寺だったという事もあり、毎朝起きるとお線香の香がしていましたが
そもそもお線香をあげるタイミングというのはあるのでしょうか。

特にお仏壇がないご家庭となるとお線香をあげる習慣もありませんので
中々知る機会もありませんよね。

特にお盆の時期になると法事などで親戚が一同に集まる場面もあります。

「あの人、あんな事も知らないの?」

なんていわれそうで困った事もあるはずです。

今回はそんなお線香をあげるタイミングや回数などをご案内していきます。

お墓の事について解消する記事をまとめてます(。・_・。)ノ

ついでに新盆についてもまとめてます(+・`ω・´)キリッ
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お線香のあげるタイミングはいつがいいの?

お線香をあげる機会としてはいくつか考えられますが
毎日お線香をあげても良いそうです。

・お仏壇にお線香をあげるタイミング
特に上げる時間に制約はなく、いつでも良いというのが基本となります。
ただし多くのご家庭では朝にあげるというのは多くのタイミングとなります。

帰省した場合であればひと段落してからお線香をあげても良いでしょうし
次の日、朝起きたタイミングでお線香をあげて良いでしょう。

お線香の故人の食べ物という意味がある為か、朝ごはん前にお線香をあげる方が多いようです。

・お墓にお線香をあげるタイミング
こちらも決まったタイミングというのはありません。
通常のお墓参りとなると、特別厳しいお寺や納骨堂のような入れる時間制限
はありませんので、いつでもお線香をあげる事が可能です。

但し故人が近い方ではなければ、49日以降でなければお墓や納骨堂に納められないので
それ以降にお線香をあげると良いでしょう。

お線香には大きく分けて3つの意味があります。

・故人の食べ物
お線香の香は故人の食べ物として考えられており、亡くなってから仏の世界へ
行くまでの49日間、お線香を絶やさないという考えがあります。

・身を清める
お線香をあげる人の身を清める意味もあります。
お線香の香や火を付ける事でこの世で汚れた心と体を清めてくれます。

・仏様と会話
お線香をあげる行為は仏様となった故人と繋がるという意味もあります。
身を清めた自身で仏様とむきあい近況報告など会話をしましょう。

お線香は色々と意味がありますね。
身を清める意味もあり、故人を偲ぶだけではなく、あげる人にまで意味が
あるのは驚きですよね。
お線香の香が落ち着くのもなんだか理解できます。

ほかにはお線香には臭い消しの意味もあったすです。
ドライアイスなんかがなかった時代ですのでそういった意味も納得ですよね

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お線香のあげる回数

お線香というのは毎日あげる物なのでしょうか。
それも一日何回あげるのでしょうか。

私の祖母の家はお寺でしたので、毎日お線香をあげていました。
祖母は朝起きてお勤めの際、お線香をあげ夕方のお勤めにもお線香をあげていました。

一日中、お線香が絶えずという訳ではありませんでした。
やはり外出時や就寝前には火事の原因にもなるという事でお線香はついて
なかったと記憶しています。

・お線香は毎日あげる?
49日を過ぎるまではお線香は絶やさないという考えがありますが、そうはいっても
一日中絶やさないというのも無理があるのではないでしょうか。
お仕事やお出かけで家を留守にしまうと火事の原因となりますので危険です。
しかし絶やさないという考えから、毎日お線香を上げ仕事から帰ったらお線香をあげ
その日の事を報告するのも良いのではないでしょうか。

49日を過ぎてからは各ご家庭で違いますが
毎日上げるという所もあれば、週に1回だけという所もあります。
家族と話し合い決めるとの良いのですが、毎日でも上げ過ぎるという事は
ないそうです。

・1日に何回あげる?
特に回数にも決まりがないようです。
その為、多くても良いのですが朝起きてから1回お線香を上げ
仕事から帰ってから1回となると平均で2回程度ではないでしょうか。

仕事から帰ってお線香をあげ気分を落ち着かせるのも良いですよね。

大家族となると人数分、お線香をあげる事になるのでそうなると
お線香代も負担になってしまいます。

ですので回数もご家族と話しあい1日1回にしようなど話あって決めても
良いのではないでしょうか。

お線香をあげる時の鈴を鳴らす意味は?

よくお線香をあげる際に鈴にならす方を良くみます。

一般的にはこれから供養しますという合図で鳴らす方が多いようですが

実は鈴を鳴らすのは読経する開始と読経中の区切りや読経の終了の合図として
鳴らす物のようです。
また宗派によっても違いがありいつ鳴らしても良いというところもあれば
お勤め以外は鳴らしてはいけないという宗派もあります。

鳴らしても良いかどうかは宗派によって異なりますので
不明な場合は確認されると良いのですが、鳴らしても良いとされれば
この鈴の音は極楽浄土まで響くと言われており、ご先祖や故人を思い供養の音色を
ぜひ届けたいですよね。

さいごに

お線香のあげるタイミングはいつがいいの?
・特に決まっていないが、朝ごはん前にお線香をあげるご家庭が多い。

お線香のあげる回数
・毎日上げても良いし回数にも制限はないが1日1回~2回が目安

お線香をあげる時の鈴を鳴らす意味は?
・読経の開始や仕切り、終了に鳴らす事が多く、それ以外では鳴らさない。

お線香をあげるタイミングや回数よりも故人を偲ぶを気持ちという方が大事かもしれませんね。
お線香をあげる時に故人と生前交わした会話などを思い出し、近況報告を行うなんてのも
良いのではないでしょうか。

お仏壇がご家庭にあれば毎日お線香をあげるのも良いですね。

参考になれば幸いです。

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