お歳暮はいつ贈る?時期・相場・品物・お礼状の基本まとめ

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年末が近づくと、スーパーやデパートでお歳暮の特設コーナーを見かけるようになりますよね。
私も贈る側になる前は「お歳暮って12月に贈ればいいんでしょ?」くらいに考えていました。
ところが、いざ自分で準備しようとすると、いつから贈っていいのか、金額はいくらくらいなのか、何を選べば失礼にならないのかと、思っていた以上に迷うことが多いんです(^^;

さらに、自分が贈っていない相手から届いた場合には、お返しが必要なのか、お礼状だけでもよいのかという悩みも出てきます。
お歳暮は日頃の感謝を伝えるためのものなので、難しく考えすぎる必要はありません。
ただ、相手に負担をかけず気持ちよく受け取ってもらうために、基本的な時期や相場は知っておきたいところです。

この記事では、お歳暮を贈る時期、金額の目安、品物の選び方、のし、お礼状、お返しまでまとめて紹介します。
初めてお歳暮を準備する方や、毎年なんとなく贈っていたけれど改めて確認したい方は、順番にチェックしてみてくださいね^^

お歳暮の基本を先に確認
・贈る時期は12月上旬から12月20日頃が目安
・金額は3,000円から5,000円程度が一般的
・相手や家族が使いやすい品物を選ぶ
・のしの表書きは「御歳暮」
・届いた場合は、できるだけ早くお礼を伝える
・お返しの品物は必ずしも必要ではない

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お歳暮とはどんなもの?

お歳暮は、1年間お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて贈る年末の贈り物です。
もともとは、お正月にご先祖様を迎えるためのお供え物を、親元や本家へ持ち寄ったことが始まりといわれています。

昔は塩鮭、数の子、するめ、お餅など、お正月の準備に使う食べ物が中心でした。
今では、お菓子、飲み物、ハム、調味料、洗剤、カタログギフトなど、相手の好みや生活に合わせてさまざまな品物が選ばれています。

お歳暮は結婚祝いや出産祝いのようなお祝いではなく、「今年もお世話になりました」という感謝を表すものです。
そのため、必ず贈らなければならないものではありません。
無理に高価なものを用意するよりも、自分に負担のない範囲で、相手が受け取りやすいものを選ぶことが大切です。

お歳暮はいつからいつまでに贈る?

お歳暮を贈る時期は、一般的に12月上旬から12月20日頃までが目安です。
昔はお正月の準備を始める「正月事始め」の12月13日頃から贈るものとされていましたが、現在は少し早めに贈る人も増えています。

デパートや通販サイトでは10月や11月から注文を受け付けていますが、早く注文した場合は到着日を確認しておきましょう。
注文したその日に発送され、11月の初めに相手へ届いてしまうと、少し早すぎると感じられることがあります。
早期割引を利用して注文し、配送日は12月に指定する方法が安心です。

地域によって贈る時期が少し違う

お歳暮の時期は、地域によって多少の違いがあります。
一般的には、次のような時期が目安とされています。

・関東地方は12月上旬から12月20日頃
・関西地方は12月13日頃から12月20日頃
・北海道、東北、北陸、東海、中国、四国、九州なども12月上旬から20日頃が中心

ただし、現在では昔ほど地域差を厳しく考えない家庭も増えています。
遠方へ配送するときは、細かな地域差よりも、年末の忙しい時期を避けて12月20日頃までに届くよう手配する方がよいでしょう。

お歳暮の詳しい時期や、いつまでに贈ればよいのかについては、こちらの記事でも紹介しています。
お歳暮はいつから贈って大丈夫?いつまでや相場の紹介

生ものは少し遅めに届けることもある

お歳暮は早ければよいというものでもありません。
ハム、ジュース、調味料、焼き菓子など、比較的日持ちするものは12月上旬から中旬に届けても問題ありません。

一方で、カニ、魚介類、生鮮食品、冷蔵品など、お正月に食べてもらいたいものは、相手の予定を確認したうえで少し遅めに届けることもあります。
ただし、年末は帰省や旅行で留守にする家庭もあります。
冷蔵品や冷凍品を突然送ると、冷蔵庫に入らなかったり、受け取れなかったりすることもあるので注意してください。

親しい相手であれば、「○日頃に冷凍便を送っても大丈夫?」と事前に聞いておくと安心です。
お歳暮だからといって、必ずしも驚かせる必要はありません。
受け取る側の都合を考えることも大切なマナーです。

お歳暮が年内に間に合わなかった場合は?

忙しくしているうちに、12月20日を過ぎてしまうこともありますよね。
20日を過ぎたからといって、すぐに贈れなくなるわけではありません。
クリスマス頃までに届けられるのであれば、そのまま「御歳暮」として贈る場合もあります。

ただし、年末ぎりぎりは相手も忙しく、帰省や旅行で不在にしている可能性があります。
無理に12月31日に間に合わせるよりも、年明けに表書きを変えて贈った方がよい場合があります。

年明けに贈る場合

年が明けてから松の内までに贈る場合は、のしの表書きを「御年賀」にします。
松の内は地域によって異なり、一般的には関東では1月7日頃まで、関西では1月15日頃までとされています。

松の内を過ぎてから立春頃までに贈る場合は、「寒中御見舞」または「寒中御伺」とします。
贈るのが遅れたことを気にしている場合は、品物だけを送るのではなく、ひと言お詫びや挨拶を書いた手紙を添えると丁寧です。

遅れた場合の表書き
・年内に届く場合は「御歳暮」
・年明けから松の内までは「御年賀」
・松の内を過ぎて立春頃までは「寒中御見舞」または「寒中御伺」

お歳暮は誰に贈るもの?

お歳暮は、普段からお世話になっている方へ贈ります。
よくある贈り先は次のとおりです。

・両親や義理の両親
・親戚
・仲人
・恩師
・上司
・取引先
・習い事の先生
・特にお世話になった知人

ただし、会社によっては取引先からの贈答品を受け取れない規定があります。
公務員や公的機関に勤める方など、立場によって受け取りが制限されている場合もあるので、仕事関係へ贈る場合は事前確認が必要です。

習い事の先生についても、教室や学校の方針で贈り物を禁止していることがあります。
「毎年みんなが贈っているから」と決めつけず、受け取ってもらえるかを確認しておきましょう。

一度贈ったら毎年贈らなければいけない?

お歳暮は、基本的に継続してお付き合いする相手へ贈るものとされています。
そのため、その年だけ特別にお世話になった方へ一度だけ贈りたい場合は、「御礼」として贈る方法もあります。

もちろん、一度お歳暮を贈ったからといって、絶対に一生続けなければならないわけではありません。
家計や付き合い方が変わり、続けることが負担になった場合は、少しずつ品物の金額を下げたり、年末の挨拶状だけに切り替えたりしてもよいでしょう。

無理をして贈り続けるよりも、普段のお付き合いの中できちんと感謝を伝える方が大切だと私は思います。

お歳暮の金額はいくらくらい?

お歳暮の一般的な相場は、3,000円から5,000円程度です。
特にお世話になった方には5,000円前後、親戚や友人、知人には3,000円前後を選ぶことが多くなっています。

・両親や親戚は3,000円から5,000円程度
・友人や知人は3,000円程度
・上司や恩師は3,000円から5,000円程度
・取引先は3,000円から5,000円程度
・特にお世話になった方は5,000円から10,000円程度

あくまで目安なので、相手との関係や、自分が無理なく続けられる金額で選びましょう。
高価すぎるものは相手に気を遣わせてしまい、「お返しをしなければ」と負担に感じさせることがあります。

また、毎年贈る予定であれば、最初から高額な品物を選びすぎない方が安心です。
一度1万円の品物を贈り、翌年から3,000円の品物にすると、品物の内容が目立ってしまうこともあります。
毎年続けやすい金額を基準に考えてみてくださいね。

贈る相手別の金額や、品物の候補をもう少し詳しく確認したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
お歳暮の送る時期っていつ?贈る物や金額の紹介

お歳暮には何を贈ればいい?

お歳暮選びで一番悩むのが品物ですよね。
私は贈り物を選ぶとき、「自分がもらってうれしいもの」だけでなく、「相手の家で無理なく使い切れるか」を考えるようにしています。

人気があるのは、家族で食べたり日常的に使ったりできるものです。

・焼き菓子や和菓子
・ハムやソーセージ
・ジュースやコーヒー
・ビールや日本酒
・海苔やお茶
・調味料や食用油
・洗剤や日用品
・カタログギフト
・地域の特産品

相手の家族構成に合わせる

小さな子どもがいる家庭なら、家族で分けやすいお菓子やジュースが選びやすいです。
夫婦だけの家庭や一人暮らしの方には、量が多すぎないものや、個包装で日持ちするものが喜ばれます。

高齢の方へ贈る場合は、硬すぎる食べ物や量の多いものは避け、少量ずつ楽しめるものを選ぶとよいでしょう。
甘い物を控えている方、お酒を飲まない方、食物アレルギーがある方もいるため、分かる範囲で好みや体調を確認してください。

冷蔵庫や冷凍庫の空きにも注意する

カニ、肉、魚、アイスクリームなどは豪華で喜ばれやすい一方、保存場所が必要です。
特に年末は、おせち料理やお正月用の食材で冷蔵庫がいっぱいになる家庭も少なくありません。

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冷凍品を贈る場合は、事前に連絡を入れたり、少量の商品を選んだりすると受け取る側も助かります。
常温で保存できるものや、賞味期限が長いものは、相手の予定が分からない場合にも選びやすいですよ^^

好みが分からない場合はどうする?

相手の好みが分からない場合は、定番のお菓子、飲み物、調味料、カタログギフトなどが無難です。
ただし、カタログギフトも相手が自分で商品を選び、申し込みをする必要があります。
忙しい方や高齢の方には、手続きが負担になる可能性もあるため、相手に合わせて選びましょう。

商品券やギフトカードは自分で好きなものを購入できて便利ですが、目上の方へ現金に近いものを贈ることに抵抗を感じる人もいます。
親しい家族や友人には便利でも、上司や取引先へ贈る場合は、会社の規定や相手との関係を確認した方が安心です。

お歳暮で避けた方がよい品物はある?

お歳暮には絶対に贈ってはいけない品物が決まっているわけではありません。
ただし、品物の意味を気にする方もいるため、相手によっては避けた方が無難なものがあります。

・刃物は「縁を切る」と受け取られることがある
・ハンカチは「手切れ」を連想する人がいる
・靴や靴下は「踏みつける」と捉えられる場合がある
・現金や商品券は目上の方に失礼と考える人がいる
・高価すぎる品物は相手の負担になる

現在では、こうした意味をあまり気にしない方も増えています。
相手が希望している品物であれば、形式だけを理由に避ける必要はないでしょう。
迷った場合は、食品や飲み物など、消費できて後に残らないものが選びやすいです。

お歳暮ののしはどうする?

お歳暮には、一般的に紅白の蝶結びの水引が付いたのし紙を使用します。
蝶結びは何度でも結び直せることから、何度あってもうれしいお礼や季節の贈り物に使われます。

のし紙の上段には「御歳暮」と書き、下段には贈り主の名前を書きます。
個人で贈る場合はフルネーム、夫婦連名の場合は夫の名前を中央に書き、妻の名前を左側に書く方法が一般的です。
会社名で贈る場合は、会社名や代表者名を記載します。

内のしと外のしの違い

品物へ直接のし紙を掛け、その上から包装紙で包む方法が「内のし」です。
配送中にのし紙が傷みにくく、宅配便で送る場合によく使われます。

包装紙の上からのし紙を掛ける方法が「外のし」です。
誰から何の目的で贈られたものかがすぐに分かるため、直接手渡しする場合に向いています。

通販やデパートから配送する場合は、注文画面で「御歳暮」「内のし」を選べば対応してもらえることが多いです。
分からない場合は、お店の方へ「お歳暮として配送したい」と伝えれば案内してもらえます。

喪中の相手にお歳暮を贈っても大丈夫?

お歳暮はお祝いではなく、日頃の感謝を伝える贈り物です。
そのため、自分や相手が喪中であっても、お歳暮を贈ること自体は問題ないとされています。

ただし、亡くなってから日が浅く、相手が落ち着いていない時期に贈るのは避けた方がよいでしょう。
忌明けを待ち、松の内を過ぎてから「寒中御見舞」として贈る方法もあります。

喪中の相手へ贈る場合は、紅白の水引が付いた華やかなのし紙ではなく、白無地の掛け紙を使用するなど、落ち着いた形にすると安心です。
相手の状況が分からない場合は、親しい家族や共通の知人に確認してから準備しましょう。

お歳暮をもらったら何をする?

お歳暮が届いたら、まずは無事に受け取ったことと感謝の気持ちを伝えます。
親しい家族や友人であれば、電話やメッセージでも気持ちは伝わります。
ただし、目上の方や取引先からいただいた場合は、お礼状を出すと丁寧です。

品物を受け取ったまま連絡をしないと、贈った側は「きちんと届いたかな」「好みに合わなかったかな」と心配してしまいます。
忙しくてすぐに手紙を書けない場合でも、先に電話やメールで到着を伝え、後日改めてお礼状を出すとよいでしょう。

お礼状はいつまでに出す?

お礼状は、お歳暮が届いてから3日以内を目安に出します。
すぐに出せなかった場合も、そのままにせず、遅れたことへのお詫びをひと言添えて送りましょう。

お礼状には、次の内容を入れるとまとまりやすくなります。

・季節の挨拶
・品物をいただいたことへのお礼
・家族や社員も喜んでいること
・日頃のお付き合いへの感謝
・相手の健康を気遣う言葉
・今後のお付き合いをお願いする言葉

お歳暮のお礼状の書き方や、個人・会社向けの例文はこちらの記事で詳しく紹介しています。
お歳暮のお礼状はいつ出すの?書き方とお返しの相場

お歳暮のお返しは必要?

お歳暮は、相手からのお祝いに対して贈られるものではなく、日頃の感謝として届けられるものです。
そのため、一般的にはお返しの品物を必ず贈る必要はありません。
まずは電話やお礼状で、きちんと感謝を伝えれば大丈夫です。

ただし、お互いに毎年お歳暮を贈り合っている場合や、自分も相手へ感謝を伝えたい場合は、同じくらいか少し控えめな金額の品物を贈ることがあります。
いただいた品物よりも明らかに高価なものを返すと、相手に「今後は贈らないでほしいという意味かな」と受け取られる可能性があります。

お返しをする場合は、競うように高価なものを贈るのではなく、相手に負担を感じさせない範囲で選びましょう。
年内に間に合わない場合は、時期に合わせて「御年賀」や「寒中御見舞」として贈ります。

お歳暮についてよくある疑問

お中元を贈った相手にはお歳暮も必要?

必ず両方を贈らなければならないわけではありません。
お中元は上半期の感謝、お歳暮は1年間の感謝を伝えるものです。
どちらか一方だけを贈る場合は、1年の締めくくりとなるお歳暮を選ぶことが多いです。

お歳暮を手渡しするときは紙袋のままでいい?

訪問先へ持参した場合は、品物を紙袋から出し、相手にのしの文字が読める向きにして両手で渡します。
紙袋は持ち運びのためのものなので、基本的には持ち帰ります。

外出先で渡す場合など、相手が品物を持ち帰る必要があるときは、「持ち運びにお使いください」と紙袋も一緒に渡して問題ありません。

送り状は必要?

本来は、品物を送る前に挨拶状や送り状を出すと丁寧です。
親しい相手であれば、電話やメッセージで「お歳暮を送りました」と伝えてもよいでしょう。

特に冷蔵品や冷凍品を送る場合は、突然届いて困らせないためにも、到着予定日を知らせておくと安心です。

毎年同じ品物を贈っても大丈夫?

相手が気に入っているものであれば、毎年同じ品物でも問題ありません。
むしろ「今年もいつもの品が届いた」と楽しみにしてもらえることもあります。

ただし、家族構成や健康状態、好みが変わる場合もあります。
何年かに一度は、量や種類が相手に合っているか確認してみましょう。

自分がお歳暮を贈っていない相手から届いたら?

まずは、電話やお礼状で感謝を伝えます。
お返しの品物は必須ではありませんが、自分も相手へ感謝を伝えたい場合は、お歳暮、御年賀、寒中御見舞など、時期に合った表書きで贈ります。

慌てて同額以上のものを返そうとせず、今後どのようなお付き合いを続けたいかを考えて決めるとよいでしょう。

お歳暮について詳しく確認できる記事

お歳暮は、贈る前と届いた後で確認したい内容が変わります。
知りたい内容に合わせて、次の記事も参考にしてください。

まとめ

お歳暮は、1年間お世話になった方へ感謝を伝える年末の贈り物です。
贈る時期は12月上旬から12月20日頃まで、金額は3,000円から5,000円程度を目安にすると選びやすくなります。

品物は、高価さよりも相手の家族構成、好み、保存場所、賞味期限などを考えて選ぶことが大切です。
冷蔵品や冷凍品を贈る場合は、相手の予定を事前に確認しておくと安心ですね。

また、お歳暮が届いた場合は、できるだけ早く感謝を伝えましょう。
お返しの品物は必須ではありませんが、お礼状や電話で「無事に届きました。ありがとうございます」と伝えることは忘れないようにしたいところです。

細かな決まりをすべて完璧に守ろうとすると、贈ること自体が負担になってしまいます。
基本的な時期や相場を押さえながら、相手に無理なく受け取ってもらえるものを選んでみてください。
一年間の「ありがとう」が気持ちよく伝わるお歳暮になるとよいですね^^

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