離婚
それは、嫌な響きではあるが、お互い好き同士で一緒になったのに時間の経過とともに嫌な部分ばかり見えてしまい一度は同じ人生を歩んだものの、再び別々の人生を歩む事。
多くの方の場合、当然マイホームを憧れて買ってしまう。
だけどあんな高い買い物、キャッシュで買える人なんてほんの一握りですよね。
大体の場合、30年ローン~の方が一般的かなとは思いますが、ローン返済のさなかの離婚。
「共働きの考えでローン組んだのに・・・」とか「ローンは残っているが幸せだったころの思い出が詰まった家に住みたくない!」といった問題は多く出てきてるみたいですね。
そこで今回は、そんなお悩みがある方には是非ここで解決して少しでも肩の荷を軽くしてくださいね。
(・∀・)
生活に関する色々をまとめてますヾ(≧▽≦*)o
離婚したら共同名義の家のローンはどうなる?
最近は共働きをしている家庭も多く、夫婦共同名義での住宅ローンが増えています。
旦那さんや奥さんがそれぞれ住宅ローンを組むこともありますし、収入を合算して1本の住宅ローンを組む場合もあります。
ただそういった場合、銀行などの金融機関は、二人の収入を含めた支払い能力で判断しています。
後程詳しく説明しますが、離婚した場合、住宅ローンを1つの名義に変更することはできません。
ただし、住宅ローンが完済されていない場合でも、住宅ローンの名義変更は一般的には可能といわれています。
ですが、その問題をクリアするためには様々な問題をクリアにしなくてはなりません。
家のローンがあるのに売却ってできるの?
ローンがある場合で、売却をするには二通りの方法があります。
※「任意売買」「任売」と呼ばれる事もあります
任意売却とは、専門の不動産コンサルタントが債権者と債務者の間に入って調整を行い、債権者の合意を得る事で不動産売買価格がローン残高を下回っても売却できる、とても合理的な不動産取引の事です。
競売は裁判所が介入する為、強制的で融通の利かない手続きとなります。
しかし、任意売却は裁判所が介入しない為、自らの判断(任意)で行う事の出来る融通の利く手続きです。
簡単に説明すると、競売にかける場合裁判所が強制的に住居や不動産は売られるため、最低価格での売却になる場合がほとんどです。
少しでも高値で売りたい場合、任意売却の方が市場価格に近い高額売却が期待できます。
ローンがあって家の名義変更はどうやるの?
名義について2つあるのをご存知ですか?
【不動産の所有名義】と【住宅ローン名義】の2つです。
一人ならば単独名義、夫と妻など二人以上ならば共有名義となります。
所有名義はローンが残っていても、離婚を理由に共有名義から単独名義に変更することは可能です。
ただし、ローン契約の際に交わした金銭消費賃貸契約書に記されているように、事前に金融機関から承諾を得る必要があります。
ただ夫婦の収入合算でローンを組んでいる場合は、住宅ローンは夫婦共有名義なので夫婦で連帯債務者ということになります。
共有名義の場合、住宅ローンを貸している金融機関の審査・承諾なしに名義を変えたり、いずれかの名義をはずしたりすることは出来ません。
共有名義の場合、夫婦間の口約束だけでは名義変更はかなり難しい場合が大半です。
それはなぜかというと離婚後に所有名義を夫か妻のいずれかに変更できたとしても、ローンが共有名義であるかぎり支払い義務は完済されるまで夫婦であった双方にあり続けるということです。
無理なのかと思う方もいるかもしれませんが、住宅ローンの名義変更がまったく出来ないかと言うと、そうではありません。
以下の方法であれば、住宅ローンの名義変更の可能性は高くなります。
ローンそのものを借り換えるという方法があります。
共有名義で支払っている住宅ローン残高を、単独名義で別のローンに借り換えるのです。
これが出来れば、最初に夫婦で組んだ住宅ローンは借り換えによって完済する。
新たに単独名義で住宅ローンを組むということになり、結果的に前の金融機関とのローン契約からは開放されます。
ただし、ローンを借り換える新たな金融機関が納得するほどの経済力がなければ、単独名義でのローン審査は通らず借り換えは難しいでしょう。
自分の代わりに連帯債務者になってくれる人間を立てることで、可能になるケースがあります。
しかし現実的には、自分の身代わりに連帯債務者になってくれる人を説得するのは非常に難しいものがあるでしょう。
仮に、身代わりになってくれる人が現れたとしても、その変更を認めるか否かは債権者である金融機関の判断に委ねられることになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は非常に難しい話になってしまいましたが、お互いがすっきりと別れれるようにこういった問題も解決する必要がありますからね。
もし任意売却の詳しい事が知りたいなら一度相談して見てはいかがですか?
少しでも参考になれば幸いです。
では また|彡サッ
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