お風呂にピンクの浮遊物が浮くようになった時の対処法は?原因と予防法は?

お風呂 掃除・洗濯・収納
スポンサーリンク
スポンサーリンク

毎日使うお風呂で、突然ピンクの浮遊物が浮いてきた経験はありませんか?

虫が出たのかとびっくりしてしまう方も多いと思いますが、動くわけでもないし、でもカビや汚れだとしても何だか嫌ですよね。
しかも何度掃除してもまた出てくる、という方もいるのではないでしょうか。

今回はお風呂にピンクの浮遊物が浮く原因・対処法・予防策をくわしくご紹介します(・∀・)

お風呂について色々まとめてます( -`д-´)キリッ

スポンサーリンク

お風呂のピンクの浮遊物の正体は?

まず、あの正体から知っておきましょう。

お風呂の床・壁・排水口あたりによく見かけるピンク色の汚れ。
一見するとカビのようにも見えますが、実はカビではありません。

あのピンク色の正体は「ロドトルラ」という酵母菌です。
お風呂だけでなくキッチンやトイレにも繁殖することがある菌で、空気中にも常に浮遊しています。
そのため、いくら掃除をしていても空気中から付着して繁殖してしまうことがあります。

カビではないのでまだマシに思えるかもしれませんが、繁殖スピードがとても早いのが厄介なところです。
黒カビが発生するまでに数週間かかるのに対して、ロドトルラはたった数日で目に見えるほど繁殖することもあります。
しかも通常の洗剤では落ちにくく、きれいに洗ったつもりでも菌が少しでも残っていると、またすぐに増えてしまいます。

ロドトルラは皮脂や石鹸カスをエサにして、水分があれば繁殖します。
お風呂はまさにその条件がすべてそろった、ロドトルラにとって理想的な環境なんです。
逆にいえば、エサとなる皮脂や石鹸カスを残さないようにすることが、予防につながります。

ピンクの浮遊物が出てくる原因

ピンクの浮遊物が出てくる原因は大きく2つ考えられます。
自分のお風呂がどちらのパターンかを知ることで、対処法も変わってきます。

壁や床から繁殖して浴槽に入り込んでいる

空気中に漂っているロドトルラが壁や床に付着して繁殖し、入浴時に浴槽に流れ込んでいるケースです。
床や壁にピンクのぬめりや変色が出てきているなら、このパターンの可能性が高いです。

特に起きやすいのが、シャワーヘッドの裏側やシャンプーボトルの底、椅子の裏など、掃除が行き届きにくい場所です。
気づかないうちにそこで繁殖して、お湯を張るたびに浴槽に流れ込んでいることがあります。

この場合は浴槽だけでなく、壁・床・排水口まわり・小物類もまとめて掃除することが大切です。
一部だけきれいにしても、他の場所から繰り返し繁殖してしまいます。

配管の中で繁殖して追い焚き時に出てきている

追い焚きをしたタイミングでピンクの浮遊物が出てくる場合は、配管(風呂釜)の中でロドトルラが繁殖しているサインです。

配管の中は普段の掃除では手が届かないため、皮脂・水垢・石鹸カスが長年かけて蓄積していきます。
その汚れをエサにしてロドトルラが繁殖し、追い焚きで循環したときに一緒に出てきてしまうわけです。

さらに怖いのが、ロドトルラだけでなくレジオネラ菌も繁殖する可能性があることです。
レジオネラ菌は空気中に飛散したものを吸い込むことで、気管や肺に感染症を引き起こすことがある菌です。
健康な大人であれば重症化しにくいですが、免疫力が低下している方や高齢者・小さなお子さんがいるご家庭では特に注意が必要です。
配管の掃除は見た目の問題だけでなく、健康面でも大切なお手入れなんです。

こんな症状が出たら掃除のサイン

以下のような症状が出てきたら、風呂釜の掃除を行うタイミングです。

  • 湯どろが出てくるようになった
  • お湯が白く濁るようになった
  • 張ったばかりなのにお湯が臭う
  • 小バエが出てくるようになった
  • 薄いピンクの浮遊物が発生するようになった

一つでも当てはまるものがあれば、早めに風呂釜の掃除を行いましょう。
特に「張ったばかりなのに臭う」は配管内の汚れが原因であることが多いので、放置せずに対処してください。

ピンクの浮遊物の対処法(風呂釜の掃除方法)

風呂釜を掃除することで、配管内に溜まった湯垢やピンクの浮遊物を取り除くことができます。
風呂釜には穴が2つあるタイプ1つしかないタイプがあるので、それぞれのやり方を確認しましょう。
自分のお風呂がどちらのタイプか分からない場合は、浴槽の側面を確認してみてください。

2つ穴タイプの掃除方法

2つ穴タイプは上下に穴が並んでいます。
上の穴がお湯を送り込む穴、下の穴がお湯を吸い込む穴です。

  1. 下の穴をタオルなどでしっかりふさぐ
  2. 上の穴から風呂釜用洗剤を入れる
  3. 熱めのお湯を上の穴があふれない程度に入れる
  4. 2時間ほど放置する
  5. 下の穴にあるタオルを外す
  6. ホースで上と下の穴に勢いよく水を流して洗い流す

下の穴をしっかりふさいでおかないと洗剤が流れ出てしまうので、タオルはきつめに詰めておくのがポイントです。
2時間放置している間に洗剤が配管内に行き渡り、汚れを浮かせてくれます。
放置後はホースで勢いよく水を流すことで、浮いた汚れを一気に押し出すことができます。
最初はかなり汚れた水が出てくることもありますが、それだけ中が汚れていたということなので驚かないでください。
水がきれいになるまで繰り返し洗い流しましょう。

1つ穴タイプの掃除方法

1つ穴タイプは追い焚き機能を使って配管内を洗浄します。

  1. 穴が隠れる程度まで浴槽に水を溜める(目安は穴から5〜10cm上)
  2. 風呂釜用洗剤を入れる
  3. 熱めの設定にして追い焚きをする
  4. 2〜3時間放置する
  5. 再度追い焚きを行う
  6. お湯を抜いて水を流す
  7. 再度水を張って追い焚きし、すすぎをしてから水を抜く

追い焚きをすることで洗剤が配管内を循環して、汚れを浮かせてくれます。
放置後にもう一度追い焚きをすることで、浮いた汚れをさらに押し出す効果があります。
最後のすすぎは洗剤が配管内に残らないようにするための大事な工程なので、省かないようにしましょう。

掃除後もピンクが出てくる場合は

自分で掃除をしてもピンクの浮遊物が出続ける場合は、配管内の汚れが頑固になっている可能性があります。
長年掃除をしていなかった場合や、何度掃除しても症状が改善しない場合は、プロの業者に依頼して配管内を徹底的に洗浄してもらうのがおすすめです。
費用はかかりますが、長年溜まった汚れをリセットできるので安心感が違います。
その後は定期的に自分でメンテナンスをすることで、きれいな状態を長く保てます。

ピンクの浮遊物を出さないための予防法

ロドトルラは繁殖スピードが速く、一度繁殖するとなかなか根絶するのが難しい菌です。
出てから対処するよりも、出ないように予防するほうがずっと楽です。
毎日の小さな習慣が、ピンクの浮遊物を防ぐ一番の近道になります。

定期的に風呂釜の掃除をする

配管内の掃除は年1回が推奨されていますが、できれば定期的にやるのがベストです。
頑固な汚れになる前に掃除しておけば、毎回の作業も楽になります。

目安としては、2つ穴タイプは1ヶ月に1回、1つ穴タイプは2ヶ月に1回の掃除がおすすめです。
さらに半年に1度はプロに依頼して徹底洗浄してもらうと、より安心です。

市販の風呂釜用洗剤は比較的手軽に使えるものが多く、ドラッグストアやホームセンターでも購入できます。
「ジャバ」などの商品名で知っている方も多いかもしれません。
定期的に使う習慣をつけておくだけで、ピンクの浮遊物が出にくくなります。

お湯は毎回入れ替える

一人暮らしの方などは、毎日お湯を替えるのがもったいないと感じて追い焚きで済ませることもあると思います。

スポンサーリンク

でも一度浸かったお湯には皮脂・石鹸カス・汗など、さまざまな汚れが混ざっています。
それをそのまま追い焚きすると、汚れが配管内を循環することになってしまいます。
ロドトルラやレジオネラ菌の温床になりやすいので、できる限り毎回お湯を替えるのがベストです。

「捨てるのがもったいない」という場合は、残り湯を洗濯に活用する方法もあります。
お風呂のお湯を洗濯機に送るポンプが販売されていて、節水しながら残り湯を有効活用できます。
うまく活用すれば、毎回お湯を替えることへの抵抗も少なくなりますよ。

入浴後は水気を取って換気する

ロドトルラは水分があれば繁殖します。
入浴後に浴室の水気をできるだけ取り除いておくことも、繁殖を抑える上でとても効果的です。

入浴後に壁や床をさっと冷水シャワーで流してから、スクイージー(水切りワイパー)で水気を取るだけでもかなり違います。
冷水で流すことで浴室の温度が下がり、菌が繁殖しにくい環境になります。
その後換気扇を回して乾燥させることで、さらに菌が繁殖しにくい状態を保てます。

換気扇は入浴後だけでなく、できれば常時回しておくのが理想です。
電気代が気になるかもしれませんが、浴室換気扇の消費電力は小さいため、24時間回しても1ヶ月の電気代は数十円程度です。

排水口・床・壁もこまめに掃除する

配管だけでなく、排水口や床・壁の掃除も大切です。
ロドトルラは目に見えるピンクのぬめりが出る前から繁殖しています。
「まだ汚れていないから大丈夫」と思っていても、すでに菌が繁殖し始めていることがあります。

週に1〜2回、浴室用の洗剤でこすり洗いをする習慣をつけましょう。
排水口は特に皮脂や石鹸カスが溜まりやすいので、週1回はフタを外してブラシでしっかり洗うのがおすすめです。

ピンクのぬめりが出てしまったときは、塩素系漂白剤(カビキラーなど)を使うと効果的です。
スプレーして数分置いてから洗い流すと、しっかり除菌できます。
ただし塩素系は強力なので、必ず換気をしながら使うようにしてください。
また酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生するので、混ぜて使うのは絶対にNGです。

シャンプーボトルや椅子の裏も忘れずに

意外と見落としがちなのが、シャンプーボトルの底・石鹸置き・椅子の裏・シャワーヘッドの裏側などです。
これらはぬめりが出やすく、ロドトルラの温床になりやすい場所です。

週に1回は小物類を浴槽のふちなどに並べて、まとめてブラシで洗うと効率的です。
特にボトルの底は黒ずみやぬめりがつきやすいので、念入りに洗いましょう。

また石鹸を固形石鹸から液体ソープに変えると、石鹸カスが出にくくなりぬめりが抑えられることもあります。
使い終わったボトルをそのまま置き続けないようにするのも、小さな予防策の一つです。

ロドトルラと黒カビの違いを知っておこう

お風呂の汚れといえば黒カビを思い浮かべる方が多いと思いますが、ロドトルラと黒カビはまったく別のものです。
この違いを知っておくと、正しいお手入れがしやすくなります。

黒カビはカビの一種で、タイルの目地や壁のすき間など、水分と温度が一定以上の場所に発生します。
根を張って素材の奥まで入り込むため、表面を拭くだけでは取れず、塩素系漂白剤をしっかり浸透させる必要があります。
一度発生すると完全に除去するのが難しく、長年放置したカビは何度漂白剤を使っても黒さが残ることがあります。

一方でロドトルラはカビではなく酵母菌なので、根を張らずに表面に付着しているだけです。
そのため黒カビよりも比較的落としやすいとも言えます。
ただし繁殖スピードが黒カビよりもはるかに速いため、気づいたら広範囲に広がっていた、ということが起きやすいです。

ピンクならロドトルラ、黒ならカビ、と色で見分けるのが基本です。
ただしロドトルラをそのまま放置すると、その上に黒カビが発生しやすくなることもあるため、ピンクの段階で早めに対処しておくことが大切です。

お風呂掃除に使える洗剤の選び方

ロドトルラへの対処には、使う洗剤の種類が重要です。
間違った洗剤を使っても効果が薄く、時間と手間だけかかってしまいます。

中性洗剤では落としにくい

市販のお風呂用洗剤の多くは中性タイプです。
日常的な皮脂汚れや石鹸カスには効果がありますが、ロドトルラのぬめりには効果が薄いことが多いです。
普通に掃除してもピンクがすぐ戻ってくる、という場合はこれが原因かもしれません。

塩素系漂白剤が有効

ロドトルラには塩素系漂白剤が効果的です。
カビキラーやバスマジックリンの除菌タイプなどがこれにあたります。
ピンクの汚れにスプレーして数分置いてから洗い流すと、しっかり除菌できます。
ただし使いすぎると素材を傷める場合があるので、用法を守って使いましょう。
また必ず換気をしながら使うことと、酸性洗剤との混合は絶対に避けてください。

風呂釜用洗剤は専用品を使う

配管内の掃除には必ず風呂釜専用の洗剤を使いましょう。
普通のお風呂用洗剤や漂白剤を配管に流すと、配管を傷めたり、成分が残留して肌荒れの原因になったりすることがあります。

「ジャバ」はドラッグストアやスーパーでも購入できる定番商品で、1つ穴・2つ穴どちらのタイプにも対応した商品が出ています。
使い方がパッケージに詳しく書いてあるので、初めての方でも安心して使えます。
価格も500円前後で手に入るので、定期的に使うようにしましょう。

プロに頼む配管洗浄について

どれだけ自分でお手入れをしても改善しない場合や、引越し後に初めて掃除をする場合などは、プロの業者に配管洗浄を依頼するのも一つの選択肢です。

プロの業者は専用の機材と洗剤を使って、自分では届かない配管の奥まで徹底的に洗浄してくれます。
費用は業者や作業内容によって異なりますが、おおよそ1万円前後が相場です。

「1万円は高い」と感じるかもしれませんが、長年溜まった汚れを一度リセットしておけば、その後のメンテナンスがずっと楽になります。
半年に1度プロに任せて、その間は自分で定期的に風呂釜用洗剤を使う、というサイクルにすると清潔な状態を保ちやすいです。

特に小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では、レジオネラ菌などのリスクを考えるとプロの洗浄を定期的に利用するのが安心です。

お風呂掃除を楽にするための習慣づけ

毎回しっかり掃除しなければと思うと、それだけでおっくうになってしまいますよね。
大切なのは完璧にやろうとするよりも、無理なく続けられる習慣を作ることです。

たとえば入浴後に30秒だけ壁と床に冷水シャワーをかける、週に一度だけ排水口をブラシで洗う、月に一度は風呂釜用洗剤を使う、という風にやることを決めてしまうと続けやすいです。
それぞれは大した手間ではありませんが、積み重ねると全然違う清潔さになります。

また掃除道具をお風呂場の中に置いておくと、気づいたときにサッと使えるので便利です。
排水口用のブラシやスクイージーは、浴室内のフックや棚に掛けておくだけで使うハードルが下がります。

「ピンクが出てから掃除する」ではなく「ピンクが出ないように管理する」という意識に切り替えると、お風呂掃除がずっと楽になりますよ。

さいごに

お風呂のピンクの浮遊物の正体はロドトルラという酵母菌で、配管や壁・床に繁殖したものが浴槽に入り込んで出てきます。
繁殖スピードが速くて落としにくいので、出てから対処するより出ないように予防するのが大切です。

風呂釜の掃除は2つ穴タイプは月1回、1つ穴タイプは2ヶ月に1回を目安に行いましょう。
お湯は毎回入れ替えて、入浴後は水気を取って換気する習慣をつけるだけでもかなり変わります。

それでも改善しない場合は、半年に1度プロに依頼して配管を徹底的に洗浄してもらうのも安心な方法です。
お風呂は毎日使う場所だからこそ、きれいな状態を保ちたいですよね。
ぜひ今日から試してみてください^^

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました