チェーンソーで素人でも伐採できる?資格が取れる所や扱える範囲とは

保護具を着用して庭木の前でチェーンソー作業の安全確認をする人 くらしのトラブル
チェーンソーは資格や安全知識を理解して正しく扱うことが大切です。
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ご家庭によっては、大きく育ちすぎた庭木などを切りたい方がいらっしゃると思います。
例えば、杉やヒノキまたは松など様々あると思います。
でも「素人でも伐採ってやってもいいものなのか・・・」なんて事を仕事にいった時によく聞かれます。
チェーンソーの資格があるのをご存知でしょうか?
ではどの範囲から資格が必要になるんでしょうか?
って事で今回はチェーンソーの資格からいろいろ紹介したいと思います(`・ω・´)ゞ

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資格証が無くてもチェーンソーって扱えるの?

伐採の仕事をしていて意外と多くの方からこういった事を聞かれます。
この質問は、ケースバイケースになります。
ざっくり言っちゃえば、無資格でも伐採以外であればチェーンソーは扱えます。
ですが、個人的にはおすすめはしません!!(;´∀`)

チェーンソーの事故はどのくらい多いの?

なんでかって?
それは、非常に事故が多いからです。
チェーンソーは一般的な電動工具と違い、高速で回転するチェーンが剥き出しになっているため、少しの不注意が大きな怪我につながります。
林野庁や厚生労働省のデータによれば、林業における死傷事故のうち、チェーンソーを使用した伐木作業が占める割合は非常に高く、毎年多数の事故が報告されています。
事故の原因としては「キックバック」と呼ばれる反動現象が特に多く、チェーンが障害物に当たった瞬間にソー本体が急激に跳ね上がるため、顔や首など致命的な部位に接触してしまうケースがあります。
こういった事故はベテランでさえ起こしてしまうことがあるので、初心者の方は特に注意が必要ですよ(;ω;)

資格が必要になる「ケースバイケース」って何?

では、最初に言ったケースバイケースとはどこの事を指すかというと、後ほどでも説明しますが、「大径木」を伐倒する場合か「小径木」の作業なのか又は単純に薪割のために幹の玉切りするかによって変わってきます。
簡単に言っちゃえば、「でかい木を倒す」か「かかり木や枝を手伝いとかで処理」するか幹を玉切りするかによって変わってくるって事です。
単純に薪のために横にしてある幹を玉切りする場合であれば資格は必要ありません。
つまり、資格が必要な場合はそれ以外という扱いになります。
ただし、個人で枝を払う場合には該当しません。
あくまでも、業務としての場合です。

個人の庭木の伐採はどうなるの?

「じゃあ自分の家の庭木を自分で切るのはどうなの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論から言うと、個人が自分の敷地内の庭木を自分で処理する場合は、業務に該当しないため資格は必要ありません。
ただし!資格が必要ないからといって安全に扱えるわけではないんです(;´∀`)
チェーンソーの正しい使い方や安全対策をしっかり学んでから作業することを強くおすすめします。
特にヘルメット、防護ズボン(チャプス)、防護手袋などの保護具は必ず着用するようにしましょう。
資格の有無に関わらず、道具を正しく使いこなすための知識と経験は非常に大切ですよ(・∀・)

資格ってどこで獲れるの?

このチェーンソーの資格って言うのは特別教育を受ければ誰でも取得できるものなんです。
そして、この特別教育の場合本来は雇い主が行う事も出来るのですが、やはり認定など色々な面倒な部分や信用あるといったらやはり公的に資格を取得できるところの方が大きいのです。
例えば大きな会社が伐採を行う事になったとして社内に専門の教育部門を備え付けたり専門の人を引っ張ってくる必要があります。
ですが、すべての会社はなかなかできませんよね?
そこでそんな雇い主に変わって行われるのが、重機などの取り扱いにたけている民間会社なんです。
大体こういった教育を行ってくれているところは全国展開している重機も取り扱っているところですが(´∀`)

特別教育の内容ってどんなもの?

特別教育では主に以下のような内容を学びます。
・チェーンソーの構造と取り扱い方法
・伐木作業における安全な手順と方法
・かかり木の処理の基本
・保護具の種類と正しい着用方法
・事故が起きた時の応急処置
・関係法令(労働安全衛生法など)
講習は学科と実技の両方があり、合計で大体2日間程度の日程で行われることが多いです。
学科では法令や機械の構造を学び、実技では実際にチェーンソーを操作する練習をします(`・ω・´)
費用は教習所によって異なりますが、おおよそ2万円前後が相場と言われています。
仕事として伐採に携わりたいという方はもちろん、趣味の山仕事や薪ストーブ用の薪づくりをされる方にも受講をおすすめしたい内容ですよ。

どこで受けられるの?代表的な教習所を紹介

以前お世話になったというか俺が取得しに行った教習所です^^
コベルコ教習所
キャタピラー教習所
IHI教習所
コマツ教習所
大体は全国的にやっているので習ってみたい方などは近くの所を調べていってみてもいいですね(´∀`)

受講の際に気をつけること

教習所で特別教育を受ける際には、いくつか事前に確認しておきたいポイントがあります。
・受講する前に教習所のウェブサイトや電話で日程・定員を確認しましょう
・当日は動きやすい服装と安全靴(または長靴)で参加するのがベターです
・学科テキストは事前に配布されることもあるので、予習しておくとスムーズに学べます
・修了証(特別教育修了証)は大切に保管しておきましょう。再発行が難しい場合もあります
特別教育の修了証は、その後の転職や就職活動でも役立つ場合がありますし、何より「ちゃんと安全に扱える人間だ」という証明にもなりますよ(^ω^)

資格で扱える範囲とは?

多くの方が気になっているのが、これですよね。
では最初に言った大径木の範囲とはどの範囲なのかをご紹介します。

事業者は、胸高直径が70㎝以上の立木、胸高直径が20㎝以上で、かつ、重心が著しく偏している立木の伐木などの業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
労働安全規則第36条第8号の業務 ⇒ 安全衛生特別教育規程第10条に基づく教育

では次に小径木とは何かを見てみましょう。

事業者は、チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理又は造材の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
労働安全規則第36条第8の2号の業務 ⇒ 安全衛生特別教育規程第10条の2に基づく教育

つまり、大径木とはまっすぐに伸びている木である場合、胸の高さで直径70cm以上の場合とひどく重心がずれている木で、胸の高さで直径20cm以上の木が対象となっています。

大径木と小径木、それぞれの違いを整理しよう

少し難しく感じるかもしれないので、もう少し分かりやすく整理してみましょう(´∀`)
まず「大径木」というのは、地面から約1.2m(胸の高さ)のところで測った幹の直径が70cm以上ある木のことです。
あるいは、それよりも細くても(20cm以上)、木が著しく一方向に傾いていて重心がずれているような場合も大径木と同等に扱われます。
こういった大きな木を業務として倒す場合には、より上位の特別教育を修了している必要があります。
一方「小径木」というのは、それより小さい木のことで、こちらも業務として扱う場合には別の特別教育が必要です。
どちらにしても、業務としてチェーンソーを使う場合には何らかの特別教育を受けていることが前提になっているわけですね。

かかり木の処理は特に危険!?

チェーンソーを使った作業の中でも、特に事故が多いのが「かかり木の処理」です。
かかり木とは、切り倒した木が隣の木や枝に引っかかってしまって、地面に落ちていない状態の木のことを言います。
この状態はとても不安定で、予測できない方向に木が落ちてくる危険があります。
かかり木を無理に処理しようとして重大な事故が起きるケースが毎年後を絶ちません(;ω;)
特別教育の中でも、かかり木の処理については独立した科目として学ぶことになっており、それだけ重要視されているということがわかります。
「ちょっとくらい大丈夫」という気持ちが大事故につながることもあるので、かかり木を発見したら必ず専門の知識と経験を持つ人に相談するようにしましょう。

法律で定められた保護具の着用義務

チェーンソー作業においては、保護具の着用も法律で義務付けられています。
具体的には以下のものが定められています。
・頭部保護のためのヘルメット(防護帽)
・顔面を保護するフェイスガードまたは安全ゴーグル
・耳栓またはイヤーマフ(チェーンソーの騒音から聴力を守る)
・チェーンソーの刃が当たっても切れにくい防護素材でできた防護ズボン(チャプス)
・滑り止めのついた安全靴
・防護手袋
これらをすべて着用することで、万が一の事故でも被害を最小限に抑えることができます。
特にチャプスと呼ばれる防護ズボンは、チェーンが太ももや膝に当たった場合に内部のクッション繊維がチェーンに絡みつくことで回転を止める構造になっており、重大なケガを防いでくれます。
プロの現場でも保護具を怠った作業は厳禁ですので、必ず揃えてから作業に臨んでくださいね(`・ω・´)

チェーンソーを安全に使うための基本ポイント

資格の話だけでなく、実際の現場でチェーンソーを安全に扱うために知っておきたい基本的なポイントもご紹介しましょう(・∀・)
資格を取得したからといって即戦力になれるわけではなく、日々の積み重ねと注意が大切です。

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作業前の点検を怠らない

チェーンソーを使う前には必ず機械の点検を行いましょう。
・チェーンの張り具合は適切か
・チェーンオイルは十分に入っているか
・エンジンオイルやガソリンは適量か(エンジン式の場合)
・チェーンブレーキが正常に作動するか
・各ボルトに緩みはないか
これらの点検を怠ると、作業中のトラブルや事故の原因になります。
面倒に感じるかもしれませんが、5分の点検が大きな事故を防いでくれることを忘れないでください(^ω^)

伐倒方向の確認と退避経路の確保

木を倒す時に最も重要なのが、「木をどの方向に倒すか」と「倒れた後にどこへ逃げるか」を事前に決めておくことです。
木が倒れる方向は、木の重心・幹の傾き・枝の広がり具合・風向きなどを総合的に判断して決めます。
初心者の方は、できるだけ自然に倒れたがっている方向(木が傾いている方向)に倒すと安全です。
また、退避経路は倒れる方向の斜め後ろ45度の位置が基本とされています。
木が倒れた時には想定外の方向に枝が飛んだり幹が跳ね返ったりすることがあるので、十分な距離をとって速やかに退避できるよう準備しておきましょう。
周囲に他の作業者がいる場合は、必ず声をかけて安全を確認してから作業を開始することが鉄則です(`・ω・´)

チェーンソーのキックバックに気をつけよう

先ほども少し触れましたが、チェーンソー事故の中でも特に多いのが「キックバック」です。
キックバックとは、チェーンソーのバーの先端(ノーズ)が木などに触れた瞬間に、本体が急激に跳ね上がる現象のことです。
この現象は一瞬で起こるため、反応することが難しく、顔や頭部など危険な部位に当たってしまうことがあります。
キックバックを防ぐためのポイントとして以下を覚えておいてください。
・バーの先端(ノーズ)を使って切らない
・チェーンブレーキが正常に作動することを確認しておく
・両手でしっかりとグリップを握り、体の正面でチェーンソーを操作しない
・切り込む時は勢いよく押し込まず、ゆっくりと当てていく
これらを意識するだけでキックバックのリスクを大幅に減らすことができますよ(´∀`)

チェーンソーのメンテナンスも大切!

チェーンソーを長く安全に使い続けるためには、日頃のメンテナンスが欠かせません(´∀`)
道具を大切に扱うことが、結果的に安全な作業にもつながります。
ここでは基本的なメンテナンスのポイントをご紹介しましょう。

チェーンの目立て(研磨)

チェーンソーを使い続けているうちに、チェーンの刃先(カッター)は徐々に摩耗して切れ味が落ちてきます。
切れなくなったチェーンで無理に切ろうとすると、余計な力が必要になりかえって事故のリスクが上がります。
定期的に丸ヤスリを使ってカッターを研磨する「目立て」を行いましょう。
目立ての角度や深さはメーカーや機種によって異なるので、取扱説明書で確認するのが確実です。
自分でできない場合は、ホームセンターや農機具店などに持ち込んで研磨してもらうこともできます(^ω^)
替えチェーンを複数持っておいて、使い切る前に交換するサイクルにするのも、作業効率を上げる方法のひとつですね。

チェーンオイルの重要性

チェーンソーには、チェーンとバーの摩擦を減らすためのチェーンオイルが必要です。
このオイルが不足すると、チェーンとバーが摩耗し、最悪の場合チェーンが焼き付いてしまいます。
作業前に必ずオイルタンクの残量を確認し、必要に応じて補充しましょう。
作業中は自動的にオイルが供給される構造になっていますが、その量が適切かどうかも確認する習慣をつけてください。
バーを外してオイル穴が詰まっていないかを確認することも定期的なメンテナンスに含まれます(`・ω・´)
オイルは専用のチェーンソーオイルを使用するのが基本ですが、環境に配慮した植物性オイルを使用している方もいます。

エアフィルターの清掃

エンジン式チェーンソーの場合、エアフィルターが目詰まりするとエンジンの性能が低下し、始動しにくくなることがあります。
特に木くずや粉じんが多い作業環境では、エアフィルターが詰まりやすいので注意が必要です。
定期的にエアフィルターを取り外し、エアブローや水洗い(フィルターの種類による)で清掃しましょう。
フィルターが破損している場合は交換が必要です。
エアフィルターのメンテナンスを怠ると燃費も悪くなりますよ(;´∀`)

チェーンソーを選ぶ際のポイント

これからチェーンソーを購入しようと考えている方のために、選び方のポイントも簡単にご紹介します(・∀・)
チェーンソーには大きく分けて「エンジン式」「電動式(コード付き)」「充電式(バッテリー式)」の3種類があります。

エンジン式・電動式・充電式の違い

まずエンジン式ですが、パワーが強く、コードや電源を気にせずどこでも使えるのが最大の特徴です。
ただし、燃料の管理が必要で、騒音・排気ガスが発生するため住宅街での使用には向いていません。
本格的な林業や大径木の伐採に使われることが多いタイプですね。
次に電動式(コード付き)は、パワーが安定していてメンテナンスが比較的簡単です。
ただし電源コードの長さに作業範囲が制限されるため、広い場所や山の中での使用には不便です。
充電式(バッテリー式)は最近急速に性能が上がっており、家庭での庭木の剪定や薪づくり程度であれば十分に使えます。
騒音が少なく排気ガスも出ないため、住宅街でも比較的使いやすいのが魅力です(´∀`)
バッテリーの持ちには注意が必要ですが、予備バッテリーを持ち歩くことで解決できます。

バーの長さはどう選ぶ?

チェーンソーを選ぶ際にもうひとつ重要なのが、バー(ガイドバー)の長さです。
バーが長いほど太い木を一気に切れますが、その分本体が重くなり扱いにくくなります。
一般的な庭木(直径20cm前後まで)であれば、30〜35cm程度のバーで十分です。
それ以上の太さを切る場合は40cm以上のバーが必要になることもあります。
初心者の方は、まず短めのバーで扱いやすい機種から始めることをおすすめします(^ω^)
なれてきたら徐々に大きな機種にステップアップしていくのが安全ですね。

さいごに

いかがだったでしょうか?
伐採を行う場合、現在でも多くの事故が発生しています。
ケガであったり挟まれ事故だったりと、多種多様にわたり起こっています。
伐採を行う場合は、重機も主流になっていますが人の手でしかできないところも数多くあります。
そんな時は必ず保護具を着用して複数で安全を確認しながら行うようにしましょう。
チェーンソーの特別教育を受けることで、単に「資格が取れる」だけじゃなく、正しい使い方や安全意識がしっかりと身につきます(^ω^)
仕事で使う方も、趣味で使う方も、まずは基本をしっかりと学んでから安全に扱ってくださいね。
チェーンソーは使いこなせれば本当に頼もしい道具ですが、侮ると大変な事故につながります。
正しい知識と道具で、安全で充実した山仕事・庭仕事ライフを楽しんでください(`・ω・´)ゞ

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では また|彡サッ

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