お中元の礼状を書くのはいつ?マナーとやってはいけない事は?

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毎年頂くお中元。普段自分では買わないようなものをいただけることもあり、嬉しいものですよね。
ところでみなさんは、お中元をいただいたあとのお礼状のマナーはご存知ですか?
意外とマナーについて自信がないという方も多いのではないのでしょうか?
私もいままでよくわからないまま、なんとなくお礼状を送っていて、詳しいマナーは知りませんでした。
そもそもお礼状って一体いつまでに送れば失礼じゃないのか知ってますか?
また、お中元のお返しをした場合もお礼状は必要なんでしょうか?
今回は、知っているようで知らない、お中元のお礼状についてのマナーをご紹介します。

お中元について色々まとめてます( •̀ ω •́ )✧

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お中元の礼状を書くのはいつ?

お中元のお礼状はいつまでに書けばいいのでしょうか?

明確な時期は決まっていませんが、お中元が届いたらすぐにお礼状を贈るようにしましょう。
地域によってお中元の時期も違いますが、とにかくお中元が届いたらすぐに送ることが大切です。
届いてから大体2~3日以内には書くようにします。
とにかく、頂いたらすぐ送るということを覚えておきましょう。

お中元の礼状を出す時のマナー

そもそもお中元は、日頃からお世話になっている方へのお礼であり、お祝いではありません。
ですから、もらった場合にお返しの必要はありません。

ただ、お礼状だけは出すことをおすすめします。相手に無事に品物が届いたことを知らせる意味もあるからです。
最近では電話で済ませてしまう人も多いようですが
できれば、はがきなどで相手の好意に感謝する気持ちを込めて送るのがよいかと思います。

また、お中元のお礼状は丁寧に書くことが大切です。
お礼状では品物に対する感謝の気持ちだけでなく、相手の心遣いに対する感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね。

具体的な内容としては、お礼の言葉からはじめて、無事にお中元が届いたこと、品物の感想を伝えます。
その後こちらの近況報告をし、相手の健康を祈る言葉なども書くといいですね。今後の付き合いにつなげる言葉も忘れずに書きましょう。

では早速文例を見ていきましょう。

まず「前文」を書きます。ここには季節の季語を書き、時候の挨拶を添えたりします。
絶対に必要な文章なので、必ず書くようにしましょうね。
「盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。」
「暑さ厳しき折、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。」のような文章です。

それに続いて頂いたお中元についてのお礼の言葉を書きます。
ビジネスの相手の場合、具体的には
「このたびはご丁重なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。」
「このたびは結構な品をご恵贈賜り有難うございました。」
のような文章が適切です。

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それから先方の健康を気づかう言葉と、今後の付き合いにつなげる言葉を書きます。
「これから暑さが本格化しますので、皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申しあげます。」
「暑さはまだまだ続くようです。皆様どうぞご自愛くださいませ。」
また、「奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください」などといった一言を添える配慮も大切なことです。

もちろん、文頭の拝啓と文末の敬具も忘れずに。

お中元の礼状を出す時にやってはいけない事は?

お中元が届いたとき、メールや電話でとりあえずお礼を言ったからと安心して
「お礼状を出すのを忘れてた!」という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
だけどそれはマナー違反になります。

お中元は食べ物を贈ることが多いですよね。届いているかどうか贈り主を心配させるようなことは絶対避けるべきです。

また、お中元のお返しをするからとお礼状は送らないなんてこともしてはいけません。
お返しとは別に、いただいたお中元へのお礼状はきちんと出すべきですよ。

その際目上の人には、できれば横書きではなく縦書きのお礼状を出すようにしましょう。
縦でも横でも気持ちが伝わればいいという人もいますが、今でも年配の方は縦書きにこだわる方もいらっしゃいます。
ハガキか手紙かで悩む人もいると思いますが、ハガキだからといって失礼になることはありません。確かに手紙のほうが丁寧であることは間違いないですが、便せんって結構書かないといけない量が多いですよね。
ですのでハガキでも大丈夫です。

さきほどもお伝えしたように、お中元は本来お返しをしなくていいものですが
もしお返しをする場合でも、高価なお品をお返しすることは避けた方がよいですね。
いただいたお中元より高価な物を贈ることは、来年以降お中元を辞退する意味になりますが
その意味を知らない方も結構いらっしゃいます。
また高価な物だと、場合によってはイヤミに受け取られかねません。

もし辞退したい場合は、そんなまわりくどいことはせず、お礼状に「今後お気遣いは無用です。」と一言添えるようにしたらいいと思います。

さいごに

いかがでしたか?
今回はお中元のお礼状のマナーについてご紹介しました。
わたしは今回お礼状のマナーについて調べましたが、知っていそうで知らないことがたくさんありました。
「大切なのは、かたちではなく心だ」という方もいるかもしれませんが
特にビジネスの相手や目上の方だと、やっぱりマナーも無視できませんよね。
この記事がお中元のお礼状マナーに悩んでいた方の、参考になれば幸いです。

こちらの記事でも、他の悩みをまとめています^^

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